奇跡の人
まあ私、テレビ越しのさださんの曲で泣く女なので、もともとあの人の節回しがすきっていうのはあるんですけど。
1番の歌詞でたしかにきつい言葉が多いな〜と思う人は多そう、というか。いい曲なんだけど、さらっと見て男尊女卑だ!!って勘違いされそうなところはある曲ですよね。ほんといい曲なんですけど。さださん炎上のプロだから…。
でもこれって、メンバーの理想でもあるわけですよね。大なり小なり、男の人って、まあ女の人もそうですけど、心はわがままであるものでしょうし、そう思うとちょっと可愛らしく見えてきてしまって…。
この曲のそのめんどくさいところがとても好きだし、かといって、別に理想だけを押し付けているわけでもないんですね。「俺も悪いとこ治すから」「死ぬ時手紙を残すから 今でも大好きと」って、ちゃんと(まだ見ぬ)嫁さんへの愛情はあるわけで。
じいちゃんばあちゃんになった話なんて、若い子には想像もつかなくて、思うこともあまりなくて、そうすると、この歌詞に気持ちをこめるのはちょっと難しい。「ちゃんと結婚できるんか」もそうですけど、一般的にはもう適齢期か、もう過ぎつつあるエイトだから、妙なリアル感を持って歌ってくれている、ように感じます。
つくづく、ふたつ手と手とか、365日家族とか、そういうあったかい曲の似合う子たちだなあと。
もし今何歌ってるのか、実感として感じられないところにあるとしても、もうちょっと歳とったら、俺らの曲むっちゃええな、ってなるだろうなあと。
例えば、レイニーブルースとか渇いた花みたいな、昭和歌謡系の曲とか。出した当初は難しい曲みたいでしたけど、あれって年を重ねるほど深く歌えるようになんじゃないのかなって思うし。まああれはあれですきなんですけど。現に、渇いた花に関してはしぶやんとヒナちゃんのデュエット聴いてすごい成長したんだなあって思いましたし。
どこ目線なんだ。